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コラム

@ 50歳前半の女友だちの話

中学時代の同期会が久しぶりにあったという。

近場の温泉郷の旅館で一泊泊り、男女合わせて約70人が参加し盛況に終わったという。友人はずっと同窓会幹事をしていて、結構裏話的にいろいろなことを知っている。今回、彼女自身びっくりしたというのが、女性参加者27人のうち、7人が離婚しているというのだ。そしてその7名、みんなとっても元気、吹っ切れて元気そのものだったというのだ。

「え〜、そりゃあもうみな元気で、びっくりしたわあ」

「4人に1人が離婚しているという計算・・・、25%、高いよねえ、離婚率。」

彼女が続けて、「そう言えば、離婚したみんなどっちかというと早く結婚した人たちやわあ」。う〜ん、結婚が早くって子どもたちもそれなりに成人して、そろそろ離婚のタイミングということだろうか。2人で納得した。私の友人は20代後半に結婚して、子どもはふたり、大学生と下のお子さんはまだ高校生。まだまだお金がいる時代、それほど仲がいいわけではないけど、2人でお店をやっている。

A 優しげな男は優柔不断?!

このところ、男性からの同じような相談が重なりました。「妻から離婚してほしい」と言われているというのだ。たまたまなのか偶然なのか、男性3人、みな30代前半の男性です。結婚して3〜7年あたり、お子さんが1人か2人。聞けば聞くほど、似ているケースなのだ。

しばらく妻さんの様子がなんとなくおかしいと思っていたら、突然「離婚してほしい」と言われたという。「あなたが変わらなかったら、家を出て行く(あるいは実家に帰る)」というのです。

「あなたのほうに、そんな風に言われる思い当たる節とか理由とか、きっかけとかあるの?」 と、私。

「う〜、特別にないと思います・・・」

家事や子育てもほどほどにやっていそうだ。こちらの質問にはそれなりの答えを返してくる。話される内容を聞いていても、DVがあるわけではなさそうである。決して、ちゃぶ台をひっくり返すような人たちではない。

「妻のほうに男性がいる可能性はある?」

「ないと思います・・・」

では、何が足りない?どちらかというと優しげな夫や父親像が浮かび上がってくる。で、何が気にいらない?「優しげな」の反対は「優柔不断」にもなる可能性がある。マイペースで比較的穏やかであるが、妻の夫への期待値が高い場合、その期待される役割を果たしてくれないといった感情が女性側に芽生えるのではないだろうか。「何もしてくれないこの人は〜」ではなく、「何を考えているかわからない〜」という妻の声が聞こえそうだ。

結婚は男性にとっても女性にとっても、親以外の人との「親密な人間関係」を作る初めての修行なのかもしれない。

B とにかく、「修復」は難しい。。。

離婚か、修復か、そのどちらがいいか、どっちの道を進むか、それを見極めるタイミングはとっても難しい。まあ、それで≪離婚・修復≫カウンセリングが出番というわけですが・・・。

女性、男性に限らず、「修復をしたい」とこられる方がいますが、多少なりともニュアンスが違うような気がしています。どちらかというと、夫の場合、妻さんと修復したいが、具体的にどうしたらいいかわからないという人が多い。ある日突然、妻のほうから「もうあなたとはやってられない!」と肘鉄を食らってあわててこられるとでもいいましょうか。男性のほうは、自分の妻とのことや家族のことを誰か他人に相談しようとなかなか思いつかないのか、あるいはもともとそう思う回路がないのかなあと思うこともしばしばあります。

女性がこられる場合は、結構さばさば語られることが多いかなという印象です。現実はかなり大変でつらい状況を抱えておられるのですが、ある程度自分の気持ちを見極めて相談にこられる方が多いように思います。男性のコミュニケーション能力に妻側がNO!をつきつけている感じでしょうか。
修復といっても、一度こじれた関係を、結婚当初の、あるいは仲が良かった時代の理想とするようなハッピーな関係にもっていくのはとても難しいと言わざるをえません。時間軸の中で、なんとか夫婦関係を維持していくくらいを修復の目標にしましょうと言うこともあります。焦ってもダメ、落ち着いてもダメ、いろいろな場面、タイミングをみはからっての選択をして行動に結びつけなければなりません。

修復したいといってこられても、本当にうまくいったあと思うような結末を迎えるケースはありません。うまくいったら、お金を出してまで相談にくる必要性はなくなりますから、私の前から消えていかれます(笑)。できるだけ長くていねいにお付き合いしたいと思いますが、お二人の力がそれなりにあると判断し、そっとしておきます。なんとかなっているかしら・・・と思いながら。

 

C できる女は結婚しない!? いやいや、できる女は離婚しない!?

なんとなくの感想なのですが、「できる女は結婚しない!」

私の周りには40代前後半くらいの女性で、未婚、どんどん上の方の役職についていかれる人がいます。例えば医療従事者の方や会社を作られる人、それなり仕事を持たせてもらってバリバリやっている人たちです。そんな仲間で共通の趣味をしながら話をしると、まあ、気楽でオープンな印象、話題に事欠きません。その人たちは「仕事・生活・活動」をバランスよくやっているように見えます。自分自身を持っているのでしょう、誰かを羨んだり、恨んだりしません。

私の友人に60歳過ぎの女性がいます。夫は金沢、彼女は富山住んでいて、二人の子どもたちはすでに成人しています。夫と妻はけっして仲がいい夫婦だったというわけではありません。(そう本人が言っていましたから。)夫は60歳でいったん定年退職し、富山の彼女のマンションに戻ってきました。その後ぶらぶら何をするわけでもなく、過ごしていました。そのうち、「僕の作ったもの食べるかい?」と彼の作ってくれる料理を出してくれるようになったというのです。もちろん、後片付けも彼がしてくれます。

妻はラッキー?!仕事もしながら、社会人入学して修士号を取り、仕事も舞い込むようになりました。今では夫は年金生活者で一家の主夫、彼女はかなり忙しく働いているというのです。家に帰るとちゃんとご飯ができていて、専業主夫がいて心強いという。

「夫婦の危機は3、4回あったけどねえ、今が幸せかもねえ〜」。なかなかいい感じです。



 

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